- コンセントの適切な数が知りたいのですが…。
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下記の表をご参考にご確認ください。
区分 100V用 200V用 備考 台所 6 1 調理器、電子レンジなど 食事室 4 1 ホットプレートなど 居間または寝室 10~13m2
(6~8畳)4 1 ホットカーペットなど 13~17m2
(8~10畳)5 13~20m2
(10~12畳)6 子供室 7.5~10m2
(4.5~6畳)3 1 10~13m2
(6~8畳)4 トイレ 1 - 洗浄便座など 玄関 1 - - 洗面脱衣室 2 1 衣類乾燥機など 廊下 1 - - - ※上記区分に該当しない部屋のコンセント数については、居間(寝室)、子供室などの大きさ区分に準拠する。
- ※エアコン用、または大形機器用コンセントは上表に含まない。
- ※コンセント数は施設か所数を示し、1口でも、2口でも、さらに口数の多いものでも1個とみなす。
- ※ダイニングキッチン及びリビングキッチンは台所の欄を適用するほか、部屋の広さに応じ、適宜、その取付か所数を増加する。
- ※換気扇、サーキュレーター、電気時計等の壁上部に取付ける専用のコンセントは含まない。
- ※洗面所には、電気かみそり、ドライヤーなどのコンセントを設けること。
よくあるご質問 Q&A
コンセント編
- コンセントの最適な位置って、決まっているのですか?
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コンセントの最適な位置は、使用する場所によって異なってきます。一般的には、床から25cmの高さが最適と言われておりますが、腰をかがめるのが辛くなる高齢者宅の場合、床から40~45cmが使いやすい高さになります。他にも洗濯機などのように、高い場所にコンセントがあった方が安全で便利な場合もありますので、一度、現状のコンセントの位置・高さから生活環境を見つめなおしてみるのも面白いかもしれませんね。
- コンセントが足りなくなったら、延長コードを使えば、大丈夫ですよね?
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延長コードは、確かにコンセントの不足を解消してくれる便利なものですが、やはり基本的にはコンセントの増設をおすすめいたします。タコ足配線は外見が悪くなるだけでなく、事故の危険性にも留意しなければいけません。最近では、家庭で使う電化製品も非常に増えてきております。安心して電気を使うためにも、どの部屋にも適切な数のコンセントを増設しましょう。
- 電化製品を少し使っただけで、すぐにブレーカーが落ちてしまうのですが…。
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電化製品といっても、種類によって消費電力は大きく異なります。特に消費電力の大きい(800w以上)の電化製品を使用する場合には、専用コンセントを増設した上で使用されることをおすすめします。
照明編
- 光源の種類と選び方を教えてください。
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下記の表をご参考にご確認ください。
光の種類 主な特長 白熱ランプ 一般電球 暖かい光色、高演色
小型軽量、集光容易、連続調光
ちらつき小、瞬時点灯、熱線多いハロゲンランプ シャープな集光、小型軽量
光色よく、高演色蛍光ランプ 電球形蛍光ランプ(電球色) 高効率、長寿命(対電球)
光色、演色性の種類あり
即時点灯もあり蛍光ランプ(白色) 高効率、長寿命
光色、演色性の種類豊富3波長蛍光ランプ(昼白色) 高効率、高演色
長寿命高演色形蛍光ランプ(昼白色) 高演色、長寿命 HIDランプ 水銀ランプ(クリア形) 青白色の光色
長寿命、高出力水銀ランプ(蛍光形) 長寿命、品種豊富 メタルハライドランプ(安定器点灯形) 高効率、高出力
光色や演色性の種類豊富メタルハライドランプ(HQI) 高効率、高演色
小型軽量高圧ナトリウムランプ(安定器点灯形) 高効率、高出力、長寿命
暖かい光色高圧ナトリウムランプ(演色改善形) 高効率、演色性やや良 高圧ナトリウムランプ(高演色形) 高演色、暖かい光色
- 快適な灯りにするにはどうしたらいいですか?
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快適さは、人によって異なりますが、一般的には、スタンドを置いて、光源を低く照らし、陰影のある灯りにすると、快適だといわれています。また、座ったときにも目線より低めの位置に灯りがあると、リラックスできます。
また、寝室などで快適な睡眠を得るためには、光源を白熱灯に取り替え、枕元にはスタンドなどを用いると良いでしょう。ベッドに入る前に薄暗い白熱灯の灯りのもとで身をおくと、より熟睡しやすくなります。
- 照明ひとつでそんなに部屋の雰囲気は変わるものですか?
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明るさは、人間の視覚を左右する要素のひとつです。明るさが違うだけで、ものの見え方は大きく変わります。例えば、部屋の角や壁際にスタンドを置くだけで、横や下からの光が空間に奥行きを感じさせ、部屋を広く見せる効果があります。また、食卓には全体照明としてダウンライトやシーリングライトを用いる一方、テーブルへのピンポイント照明としてペンダント型白熱電球を用いることで、料理や食器を引き立てる効果があります。
照明に大切なことは、“適材適所”なのです。
- 年をとってから、夜トイレに行くのも暗くて怖くなった…。
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人は年齢を重ねると、自然に視覚などの能力が衰えてきます。暗い場所に行くと、その影響はさらに大きくなります。「トイレに行く途中、つまずいて怪我をした…」という声をよく聞くのもこのためです。当社では、そんな危険を防ぐために廊下用フットライトや人感センサー付スイッチなどの導入をおすすめしております。
さらに高齢者で気をつけないといけないのが、「明るすぎてもダメ」という点です。加齢によって、照度の調整が難しくなってくるため、照明の灯りが直接目に入らないように配慮することも大切でしょう。